夏の終わりに
今日で八月も終わり。
今年の夏は本当に暑かった…お盆を過ぎると一気に秋らしくなりトンボが空を舞い、夜になると自宅の裏のお寺から鈴虫の鳴き声がきこえてきます。
風もすっかり秋の風ですね。
さて、富屋の工場の前に在るお寺『上善寺』さんでは六地蔵めぐりが8月22日・23日と行われました。
六地蔵めぐりとは、都の入口(旧街道)六ヵ所にあるお地蔵さんを巡拝して、家内安全、無病息災を祈願する各寺で授与された六種のお幡を入り口に吊すと、厄病退散、福徳招来するといわれており、800年も続いている伝統行事です。
そして毎年恒例、富屋はこの二日間だけ、工場の前で特設売り場を設置しお漬物を販売しています。
こんな感じで…
そうです。富屋の工場はお寺の門の真正面なので、お参りして出て来られる方皆様、嫌でも?目に入るのです。
蒸し暑い猛暑の中、全国から参拝者がいらっしゃいます。
中にはランニングウェアとシューズで完璧運動モード、腕にはストップウォッチを付けタイムを計りながらお寺六ヶ所をマラソンで巡っている方もちらほらおられ、近年のマラソンブームを感じました。健康的ですばらしいですね!
二日目23日、日曜日のよるはお寺の境内に舞台が組み立てられ、踊りや太鼓、舞が披露されます。
近所の人や観光客で程よくにぎわい、20時からの開演にもかかわらず夏休み中の子供たちも沢山で、舞台に見入る大人をよそに子供たちは、太鼓と鐘の音をBGMに安全な境内を走り回っていました。
最後の演目に登場する獅子舞!
男性が二名で一匹の獅子の舞を披露するのですが、とても見ごたえがあり、とりにふさわしい演目です。
獅子がくるりと回転したかと思うと木箱に上り伸びをしたり、蜘蛛男と闘ったり…と、大人も子供も一緒になって拍手したり歓声をあげたり楽しいひと時でした。
そして、この獅子に頭を噛まれると賢くなるそうで、親御さん達子供たちを抱えて連れて行きます。
泣く子はいませんでした。
こうして、お盆が過ぎてお地蔵さんが終わると、夏の終わりをいよいよ感じ始めますが、時を同じくして富屋もギフトのシーズンを終え、やっと普段の落ち着きを取り戻しています。
耐え難い暑さもようやくおさまってきています。
ホットコーヒーがやっと飲める!熱いし、飲むのに時間かかるし、やめていました。
皆様
今年も富屋の漬物をご家族やご友人、大切な方々への贈り物として選んで下さいまして有難うございます。
感謝の気持ちでいっぱいです。
皆様にお喜びいただけるよう一つ一つ丁寧にお送りいたしました。
この場をかりて、お礼申し上げます。
そして、明日から始まる9月も皆様が健康で笑顔で過ごせますように。